スピード感溢れるIT業界

IT業界はその業界外から見るととても大変そうな、スピード感がある業界に見えます。
実際もそうで、その技術躍進や転職を早々とする人などもたくさんいることから、業界内でのスピードはとても早いです。
昨日までの技術が今日になって通用しないなんてこともありうる、そんな業界なのです。

さらには、既存の企業とは異なることがたくさんあり、日本の体質である「重要なことは役職が上の人たちが決める」ということもあまりありません。
つまり、現場判断である程度は一社員に判断を任せている、というところもたくさんあります。
スピード感があるので、いちいち会社に持って行って検討などしていればあっという間に他社に仕事をとられる、ということになりかねないからです。

また前述の通り、転職も活発に行われているので平均勤続年数が2~3年と、とても短いものになっています。
一般的なサラリーマンの平均勤続年数が6~7年なので、いかに短いかということが分かる数字です。

なぜ転職が活発なのかというと、IT業界は業界自体が若いので、30代ともなれば重鎮とされます。そうなると今の会社より、もっとよい条件で働ける会社を探すことをし始める人がたくさんいるからです。
そうして転職を繰り返し好条件、好待遇で働く場所を見つけていくのです。

しかし、よく聞くIT業界の3K、きつい、厳しい、帰れないということを心配する人もいるかと思います。
もちろん、全部が嘘だとむやみに安心させることは言えませんが、それだけみてIT業界への就職、転職を選択肢から外すのはもったいないということは言えると思います。
大変さはもちろんありますが、それと同時にやりがいや達成感を味わうことの出来るとても素敵な職業でもあるからです。